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むずむず脚症候群は経験のない人には理解してもらうのが難しい、深刻な身体症状です。
悪化すると普通の生活が送れなくなってしまう心配もあり、中には突発的に死にたくなるほど辛い症状だと訴える人もいます。

だからこそ病院でお薬をもらおうと考えるのですが、やっぱり薬の副作用とか、怖いですよね。
むずむず脚の治療薬には、いったい、どんな副作用があるんでしょう?

 

この記事では、「むずむず脚を治すときに、病院でよく処方されるお薬の種類や、副作用」についてご紹介しますね。
もし病院に行かれる場合は、この記事の薬を軽く頭に入れておいて、必要があればお医者さんに「その薬は少し怖いです」など、相談してみてくださいね。


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それでは薬の説明…の前に、薬以外の治し方について

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「むずむず脚の治療」ですが、実は初めから薬を使うケースばかりではなくて、まずはお薬に頼らずに治そうとすることも多いです。
もちろん、病院で、ですよ(^▽^)/

というのも、そもそも「ほかの何かが原因で、むずむず足が起こっている」事も多いからです。
例えばほかの病気にかかっていたり、その病気の治療に使っている薬の副作用で、むずむず脚が起こっているケースです。

 

具体的には、ドーパミン遮断薬や抗ヒスタミン剤、抗うつ剤などが原因でムズムズ脚になっているケースが多いです。
もしこのような薬の心当たりがある場合は、ほかの薬に変えたり、薬の量を減らしたりして、様子を見ます。

これだけでも、むずむず脚が良くなることはあるみたいです。

そのほかの、薬を使わない治療方法

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その他の、病院でしてもらえる薬を使わない治療方法としては、

  • 鉄剤を補給する(むずむず脚の原因の多くは、鉄分不足)
  • コーヒーなど、カフェインが多く含まれる嗜好品を控える
  • 軽い運動や睡眠環境を見直す

などをするケースもあります。

 

こうした「非薬物療法(薬を使わない治療)」が効果を感じなかった場合、いよいよ薬を使うことになります。
ここから先は、むずむず脚の治療で使われることがある薬をご紹介します。

むずむず脚の治療薬「ビ・シフロール」

https://health.goo.ne.jp/medicine/A0503070201
https://health.goo.ne.jp/medicine/A0503070201

ビ・シフロール(一般名:プラミペキソール)は日本で初めて保険適応が認められた、むずむず脚症候群の治療薬です。
この薬はドーパミン作動薬(ドパミンアゴニスト)で、脳内で神経伝達物質のドーパミンと似たような働きをします。

同じようにドーパミンの機能低下によって生じるパーキンソン病の治療用の薬で、欧米ではむずむず脚症候群の第一選択薬として、以前から広く使われてきました。
日本では中等度から重症のむずむず脚の治療に適用されます。

 

ビ・シフロールをむずむず脚の治療に使う場合は、パーキンソン病よりもかなり少ない量で効果があります。
同じ薬を用いることで、むずむず脚がパーキンソン病によって起こると勘違いされることがありますが、この二つは全く別の病気です。

従って、ビ・シフロールを用いることでパーキンソン病になることはありません。
ビ・シフロールを服用することで、むずむず脚特有の異常な感覚や不快感が軽減し、睡眠障害が改善されます。

どれくらいの期間で、どれくらいの効果があるの?

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服用開始から早い人では1〜2週間、通常でも4週間程度で効果が現れ、日本での臨床試験の結果では8割の人に改善効果が確認されています。
また周期性下肢運動障害に対しての効果も高く、睡眠の質を上げることができます。

大人は通常1日1回就寝前の服用で効果があり、薬物治療以外に症状の改善が見込めない人には大変有用な薬です。

ただし、こんな人は使えません。

ただし腎機能に障害がある人には、重い副作用が出る危険性があるため使えません。
同じように妊娠中や授乳中の女性も使うことができません。

また15歳以下の子供に関してはあまり使用されていないようですが、医師の判断により服用となるケースもあります。

その他、一般的な副作用としては…

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ビ・シフロールの副作用としては、吐き気や胃の不快感が報告されています
ひどい吐き気には別の吐き気止めの薬を一緒に飲むことで対応する方法もありますので、医師に相談して下さい。

その他の副作用では突然強い眠気に襲われたり、突発的に眠ってしまうことがあるので、この薬を服用している間は日常生活にも注意して下さい。
車の運転や高所での作業、機械類の操作が必要な仕事には従事してはいけません。

 

服用後1年を過ぎてから、突然この副作用が発現した例もあるそうですので、長く飲んで異常がなかったとしても安心はできません。

また、飲み続けると…

服用を始めた初期には、めまいやふらつき、立ちくらみも起こることがありますので、慎重に生活して下さい。

そして、ビ・シフロールは飲み続けると次第に効果が弱まってきたり、症状がひどくなる場合があります。
またむずむず脚の症状がもっと早い時間帯から起きてくる例も報告されています。

 

しかし薬を急にやめてしまうと、リバウンドが起こって前より悪化することもあります。
私たちにとって心強い薬である一方、できるだけ頼りたくない薬でもありますね。

抗てんかん薬系の治療薬「レグナイト」

http://www.bestdrug.org/regnite.htm
http://www.bestdrug.org/regnite.htm

レグナイト(一般名:ガバペンチン エナカルビル)は抗けいれん・てんかん薬であるガバペンチンを改良して作られた、むずむず脚症候群の薬です。
従来のガバペンチンよりも、胃腸から吸収されやすく効き目も持続するようになりました。

ドパミンアゴニストとは全く違った作用の薬で、脳内のGABA系神経の働きを高めることで、神経伝達物質の働きを調節してけいれんを抑えます。
足に感じるむずむず・痒さなどの異常感覚や、足を動かしたいという強い欲求を軽減することができ、日中に起きるむずむず脚の症状にも有効に使えます。

ビ・シフロールと比較したメリット・デメリット

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ビ・シフロールに比べると不眠に対する効果が高く、症状を抑えながらしっかりと眠れるようになるのが大きなメリットです。
また、レグナイトは飲むのをやめた後のリバウンドや、連用によって症状がひどくなることはあまりないのも、ビ・シフロールにはない長所です。

逆にビ・シフロールは周期性下肢運動障害(通称PLMD/寝ているときに脚がピクピク動く病気)も効果が高いのですが、レグナイトでは効き方が弱いという欠点があります。
周期性下肢運動障害はむずむず脚症候群の患者の8割に併発すると言いますので、この症状が気になる人には少し物足りなさが残る結果となるかもしれません。

一般的な副作用としては…

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副作用としては、ふらつきや眠気があります。
また、めったに起こらないことではありますが、急性腎不全や皮膚粘膜眼症候群、過敏症症候群、肝炎や肝機能障害などが起こる可能性があります。

少しでもおかしいと思ったら、すぐに医師に診察をしてもらうことが大切です。

こんな人は、使えません

こちらの薬も、高度の腎機能障害の人、授乳中の人は使用することができません。
妊娠中の人は、どうしても必要な場合に限り最小限の範囲で使うことができます。

子供の使用に関する安全性は確認されていませんので、使うことができません。

世界初の貼付薬「ニュープロパッチ」

http://www.health.ne.jp/medicine/rx/622163501_36152.html
http://www.health.ne.jp/medicine/rx/622163501_36152.html

ニュープロパッチ(一般名:ロチゴチン)はビ・シフロールと同じドパミンアゴニストで、ドーパミン受容体を刺激してパーキンソン病やむずむず脚の症状を抑えます。
ビ・シフロールと違うのは、貼るタイプの薬だということです。

貼った薬から成分が浸透し、血流に乗って全身に運ばれます。
肩や大腿部などに1日1回貼るだけで、24時間安定して薬の効果が持続するというのが、内服薬にはない貼付薬の優れた点です。

 

内服薬の場合、体内で代謝され排泄されるので、時間とともに血中濃度が変化します。
その点貼付薬であれば、薬が溶け出す濃度を調節しながら、血中濃度をほぼ一定に保ったまま効果を持続させることが可能になります。

このことが、夜だけではなく日中のむずむず脚に悩まされている人にとっては、大きなメリットになります。
またビ・シフロールと比較すると、使用を続けているうちに効果が弱くなって症状が悪化する、症状促進減少が少ないとされています。 

ニュープロパッチの副作用は…

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この薬は副作用が少ないことも特徴ですが、皮膚の弱い人などは貼った部分にかゆみが生じることがありますので、毎回薬を貼る場所を変えるなどの工夫が必要になります。
また、確かにほかの薬と比べると副作用は弱いものの、急に眠くなったり、ふらつきなどの症状が出ることもあります。

 
実際にニュープロパッチが原因の交通事故の報告もありますので、注意が必要です。
また急に止めると、大きく副作用が出る「離脱症状」が起こる事もよくあるので、減薬や薬の変更などは、必ず医師に相談して行って下さい。

ちなみにこの薬も、妊娠中や授乳中の女性は使用することができません。
乳児や幼児、小児に関する安全性は確立されていませんので、子供にも使用できません。

抗不安薬「リボトリール」と「ランドセン」

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https://health.goo.ne.jp/medicine/A0203080102

ランドセンとリボトリール(一般名:クロナゼパム)は同じ成分を持つ抗不安薬です。
不安感や緊張をやわらげてくれる薬で、抗けいれん作用、筋弛緩作用、催眠作用も併せもっています

体のこわばりを取り、けいれんを抑え、気分を安定させて睡眠の質を改善するので、むずむず脚症候群の薬としても用いられます。
即効性があり依存性が低いので、急な不安症状や緊張に心強い薬です。

この薬の副作用は…

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副作用は日中の眠気とふらつき、喘鳴(ぜんめい/気管支が狭くなり、呼吸がゼーゼー・ヒューヒューとなる)です。
またごく稀に起こる副作用として、幻覚や不眠、けいれん、息苦しいなどがあります。

またお子さんに使用した場合は、喘鳴や嚥下障害(食べ物をうまく噛めない、飲み込めないなど)、唾液の増加の副作用が現れることがあり、十分な観察の元で使用することになっています。

基本的に、長期にわたって飲むことはできません

抗不安薬は症状が辛いときにだけ使用することが望ましいので、長期に渡って飲み続けることは避け、医師の指導の元で減薬や断薬を行うようにしましょう。
勝手に突然服用を止めると、以前より強く症状が現れることがあるので、あくまでも医師の指示に従うようにして下さい。

鉄欠乏性貧血の治療薬「フェロミア」

https://www.qlife.jp/meds/rx9759.html
https://www.qlife.jp/meds/rx9759.html

フェロミアは鉄欠乏性貧血の治療に処方される、鉄分を補給する薬です。
むずむず脚は鉄不足が原因で起こることもあるため、フェリチン不足を補うために、むずむず脚の治療にも使われることがあります。

フェロミアは広く使われている鉄剤なのですが、副作用のせいで続けられない人も少なくありません。
中でも最も多いのが吐き気で、胃薬と一緒に飲んでも治まらない人もいます。

 

一回量を少なくして何度かに分けて飲む、食後に飲むなどの工夫をしても吐き気が続く場合もあり、不快感を強く感じるために服用を断念する人もいます。
また、下痢や胃痛、めまいなどの副作用を訴える人や、まれにむくみやかゆみを感じる人もいるようです。

ひどい貧血症状がある場合をのぞいて、他の方法による鉄の補給を考えるなどしても良いかもしれません。
鉄がどの程度不足しているかによって服用期間は違ってきますが、鉄分の体内貯蔵量が十分になるまで、少なくとも2ヶ月から半年は続けることが必要です。

こんな人は、飲めません

フェロミアは噛んだり砕いたりして飲んではいけない薬なので、小さな子供には飲むのが難しいかもしれません。
その場合には、別のシロップ薬などを利用すると良いでしょう。

抗てんかん薬「ガバペン」

https://www.qlife.jp/meds/rx10720.html
https://www.qlife.jp/meds/rx10720.html

ガバペン(一般名:ガバペンチン)は、てんかん発作を予防する薬で、むずむず脚の治療薬として処方されるレグナイトは、この薬を改良して作られました。
てんかんには脳の一部の興奮が原因となる部分発作と、脳全体の興奮から来る全般発作があります。

ガバペンは部分発作に効く薬として、他の抗てんかん薬では効果が不十分な場合に、併用して用いられます。
また子供への使用に関しても、効果の有効性と安全性が確認されている薬です。

 

3歳未満の幼児や低出生体重児に対しては使用例が少ないものの、医師の判断により使われることもあります。
妊娠中の女性についてはできるだけ使用を控えることとなっており、どうしても必要な場合のみ必要最小限の量で使用できます。

授乳中には薬が効いている間は授乳できません。

この薬の副作用は…

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副作用の可能性は少ない薬ですが、ふらつきや頭痛、急な眠気、倦怠感(だるい感じ)、物が二重に見えるなどがあります。

15歳未満の子供の場合は、眠気の他に痙攣(けいれん)や唾液が増える、発疹などがありますので、子供に薬を使用する際は良く様子を観察して、少しでも変わった様子があれば医師に連絡して指示を仰ぐようにして下さい。

抗精神病薬の副作用を抑えるアキネトンとアーテン

https://www.qlife.jp/meds/rx8277.html
https://www.qlife.jp/meds/rx8277.html

アキネトン(一般名:ビペリデン塩酸塩)とアーテン(一般名:トリヘキシフェニジル塩酸塩)は良く似た薬で、効果も使用目的もほぼ同じと考えて良いでしょう。
この2つはパーキンソニズムやアカシジア(薬が原因で、脚がむずむずする症状)、ジスキネジア等の抗精神病薬による副作用を抑えるために使われる抗コリン薬です。

筋肉の硬直、手指の震え、抑うつなどを抑え、そわそわしたり足がむずむずしてじっとしていられない感じなどを治療するための薬です。
その薬効から、むずむず脚の治療に処方されることもあります。

副作用は…

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副作用に関してははっきりとしたデータは出ていませんが、眠気やふらつき、吐き気が出る場合があるとされています。
また、まれに発疹などのアレルギー症状、のどの渇き、幻覚や妄想、運動機能の低下、排尿障害などが起こることがあります。

抗精神病薬や抗うつ剤、抗パーキンソン薬との併用による、悪性症候群(動きが遅くなる、まったく動けなくなる、高熱が出る)の副作用の危険性も指摘されています。
急激な減量や服用の中止で、不安感や不眠、頭痛や嘔吐などの離脱症状が現れることがありますので、自分の判断で勝手に薬を止めてはいけません。

妊娠中とお子さんは…

妊娠中にはやむを得ない場合にのみ、必要最小限の使用が認められていますが、できるだけ控えた方が良いでしょう。
薬を飲んでいる間は授乳ができません。

子供への使用はあまり多くありませんが、医師が必要と判断すれば処方される場合があります。

気持ちを穏やかにする薬「ジプレキサ」

https://www.qlife.jp/meds/rx8085.html
https://www.qlife.jp/meds/rx8085.html

ジプレキサ(一般名:オランザピン)は第二世代に属する、比較的新しい抗精神病薬です。
もともとは統合失調症の治療薬として開発されましたが、様々な作用があるため、双極性障害、うつ病、発達障害やその他の症状の治療にも用いられています。

古いタイプの第一世代の薬はもちろん、第ニ世代の薬の中でも、比較的副作用は少ないとされています。
ただジプレキサの副作用として知られているものとして、体重増加はあります。

 

結構な確率で体重が増えるので、薬の服用とともに体重管理を始めるよう指導を受けるかもしれません。
また眠気も強くなりやすいので、普段の睡眠習慣の改善などにも取り組む必要が出てきます。

ジプレキサのメリット

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多くの精神薬が、副作用として”手足の震えや、むずむず”があるのに対し、この薬では、そういった副作用は稀です。
もちろん稀に起こることはありますから、お医者さんに様子を見てもらいましょう。

ちなみにですが、この薬は15歳以下の子供の使用にも問題はないとされています
また長期間に渡って飲み続ける人も多いので、長期連用に関する心配もあまり無いと思われます。

女性ホルモンを調整するピル

http://www.yotsuya-lc.com/pill/
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これはオマケですが、個人的な実体験として、ピルを飲むのをやめると、むずむず脚が治ったという体験談もいくつか目にしました。

ただし、医学的なデータなどは今のところはないみたいです。
もしピルを中断しても問題がない方であれば、少し様子を見てみてもよいかもしれませんね。

おわりに*もし「薬の副作用が怖いなぁ…」と思ったら

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ちなみにですが、最近はむずむず専用のクリームも出ています。
こちらは医薬品ではありませんし、無添加なので副作用もありません。

それでいて、塗った瞬間にスッ――とムズムズが対策出来るので、おすすめです。
それに、使い続けると頻度も減ってきますし(^▽^)

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ちなみにですが、今は発売記念だからか、10日間の返金保証と20%OFFキャンペーンもやってます。
興味があれば、以下の公式サイトをのぞいてみてくださいね。

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